2015年6月20日土曜日

ゲームキャラクターの権利を守れ、マリオさんらが労働待遇の改善を求めデモ行進 #マリオ

ゲームキャラクターの権利を守る会は20日、長時間労働の撤廃など、ゲームキャラクターの労働環境の改善を求めるデモ行進を行った。

1998年当時、コンパイル社で働いていたぷよぷよさんが、長時間労働の末に過労死をした事件をきっかけに注目されだしたゲームキャラクターの労働問題だが、事件から17年が経った今でも、過重な労働に追い込まれがちなゲームキャラクターたちのための法の整備は追い付いていない。

例えばぷよぷよさんが亡くなった事件の直後に初めて導入された、『IP乱発防止法』は、ゲームキャラクターの過労死を防ぐため、同じキャラクターの登場するゲームは年に一本しか発売してはならないとしているが、これはあくまで努力義務規定であり、罰則が無いため、多くの場合無視されているのが現実だ。

ゲームキャラクターの権利を守る会は、労働環境の改善を求め、これまで粘り強く、雇用者であるゲーム会社との交渉を続けてきたが、一向に改善が見られなかった事から「ゲームキャラクターの待遇の現実を広く世間に訴える」として今回のデモの実施に踏み切ったという。

デモに参加したゲームキャラクターたちは、口々に「一つのゲームが売れたら外伝作品を連発するのはやめろ」「消耗するのは私達だ」などと叫びながら街を練り歩いた。

デモが終わった後にデモ参加者に話を聞いてみると

「私は元々大魔王クッパと戦い、ピーチ姫を助ける配管工だったはずなのに、気付いたらレースやテニス、あまつさえ医師免許も持っていないのにドクターの仕事までやらされている、何かがおかしいのではないか。そもそも論で言えば配管工が大魔王と闘うこと自体がおかしい、私の本業は水のトラブルの解決だ」(マリオさん)

「マリオの前では大きな声では言えないが、毎回マリオに倒される私のほうが辛い」(クッパさん)

「車に轢かれて死んだ猫をこんなに酷使するなんてどういう了見だ」(ジバニャンさん)

「大きな仕事はめっきりなくなったが、他ゲームとのコラボのために各社をドサ回りさせられるのは老体には堪える」(トロさん)

「生みの親が会社をやめてから追い出し部屋に配属された、仕事のあるあの頃のほうがまだ良かった」(ロックマンさん)

など、それぞれのキャラクターが、それぞれの不満を訴えた。

2015年6月18日木曜日

海外ゲーマーがドリームキャスト版シェンムー3の発売を求める署名運動を開 始、開始早々1000万人の賛同を集める #E3 #シェンムー3

PlayStation® E3 Experience 2015で電撃的に発表され、その後にKickstarterで開始した資金募集では、一瞬にして目標金額に到達したシェンムー3だが、その発売ハードがプレイステーション4だった事を巡って、海外で大きな騒動が巻き起こっている。

あるネット署名サイトのトップページには、今最も注目されている署名運動として『ドリームキャスト版シェンムー3の発売を求める署名運動』が掲載されている。

そもそもシェンムーシリーズは、1999年にドリームキャストでシリーズ初代作品が発売されて以降、カルト的な人気を博しながらも、莫大な開発費が仇となり、2001年に発売されたシェンムー2を最後にストーリーが未完のまま続編が発売されなくなっていた。

そんなシェンムーの続編が14年の時を経て、突如PS4向けのゲームとして発表されたことから、ドリームキャストユーザーたちは反発。
ネット署名サイトでの『ドリームキャスト版シェンムー3の発売を求める署名運動』が始まった。

署名運動への賛同者は瞬く間に増え、現在1000万人の支持を得ている。
賛同者の数が、2001年に生産の終わったドリームキャストの最終的な販売台数(約1000万台)に到達していることから、全ドリームキャストユーザーがこの署名に賛同しているものと考えていいだろう。

署名ページのコメント欄には「シェンムーはまだ話が完結していない、当初予定されていた話が完結するまではドリームキャストで発売するべきだ」「いつかシェンムー3が発売されることを信じて、14年間もドリームキャストを手元に残していたのにこんな仕打ちはあんまりだ」などのコメントが並ぶ。

ドリームキャストに詳しいセガ愛好家の瀬川最高(せがわまさたか)さんは、当ブログの取材に対し「被害妄想かも知れないが、我々の間には、セガのハード事業はソニーに潰されたという意識がある。その意識がこのような反応として現れたのでは?」「現に私も投票ツールを使って、100万筆分貢献させてもらった」と語った。

2015年6月16日火曜日

自民党、PS4版FF7が原子力政策に与える影響を懸念、スクウェア・エニックス社に政治的中立性を求める要請を検討か #E3 #FF7

今朝、E3のSCEカンファレンスで発表されたPS4版『ファイナルファンタジー7※1』の制作発表は、世界中のゲームユーザーたちの間で大きな衝撃を持って迎えられたが、この発表で衝撃を受けたのは霞ヶ関も同じだったようだ。

本ブログが関係者から得た情報によると、今朝11時頃、PS4版FF7が発表された直後に官邸は自民党内のメディア対策関係者らを集め、「これから原発を再稼働しようという時に原子力に批判的なゲームを発売されたら困る」「発売されて世論に影響を与えてしまう前に中立要請をして、リメイク版では反原発的な色を薄めさせるべきだ」と語ったそうだ。

その場にいた者の中からは「TV局ならまだしも、中立義務のないゲーム会社に中立要請をするのは無理がある」との声も出たが、官邸側は「放送法の解釈を変更し、ネットを通じてデータを配信する業者も放送事業者であるとすれば、ネットでゲームを販売するゲーム会社も中立義務を負うことになる」と主張し、頑として譲らなかったため、党内でスクウェア・エニックス社への中立要請に向けた検討が始まったという。

本ブログは官邸の放送法解釈に関して、放送法に詳しい、レディーオ法律相談所の報 道法(むくい みちのり)弁護士に取材をしてみたところ「放送法をそんな風に解釈できるという話は聞いたことがない。」「法曹界の人間に聞いたら95%がおかしいと言うんじゃないか」と語った。

※1スクウェア・エニックス社の人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズの七作目、オリジナル版は1995年に発売され、世界を傷つけてしまう魔晄エネルギーによる発電を止めるため、主人公たちが魔晄炉の爆破を行うというシナリオや、当時最先端のポリゴン技術などで人気を集め、世界中で約1000万本を売り上げた。

ロス市警、トリコさんを殺害した疑いでラストレムナント容疑者を逮捕 #E3 #トリコ

今日の朝、ロサンゼルスのE3会場でトリコさん(6歳)の刺殺体が発見され、遺体の発見からまもなく、剣のようなものを持って現場近くを徘徊していたラストレムナント容疑者(8歳)が逮捕された。
警察の発表によると、ラストレムナント容疑者は既に容疑を認め「ゴールするときは一緒だと約束していたのにトリコに抜け駆けされた。それが許せなかった。」と供述しているとのこと。

関係者によると、殺害されたトリコさんとラストレムナント容疑者は共にPS3用ソフトで、発表後いくら待っても発売されず、続報すら無いという共通点があったことから「ゴールするときは二人一緒だよ」と約束をし、日頃から親しくしていたという。
しかし今日の朝、発表から6年を経てようやくトリコさんの発売日が発表されると、裏切られたと感じたラストレムナント容疑者はE3会場まで向かい、トリコさんを殺害したとみられる。

尚、ラストレムナント容疑者はPS3版こそまだ発売されていないものの、2008年には360版、2009年にはPC版が既に発売されており、二人の知人たちの間からは、トリコさんが抜け駆けをしたというのはラストレムナント容疑屋の被害妄想なのではないかとの声も聞かれる。

2015年6月15日月曜日

年に一度のビッグイベント『イース・リー』が遂に開幕 #E3

年に一度のビッグイベント『イース・リー』が今年もいよいよ始まった。

『イース・リー』は数多くのカンフー映画に出演していた中国人俳優イース・リーさんを偲んで、1995年から始まったカンフー映画のイベントで、毎年6月に香港で開催されている。
毎年世界中の映画会社の出展でカンフー映画が上映されるカンフーレンスが人気を集め、世界中から多くのファンが集う一大イベントだ。

今年の『イース・リー』ではカンフーレンスでトップバッターを務めたベセスダピクチャーズが上映した『法竜王徒4』が注目を集めている他、ソニー・ピクチャーズのカンフーレンスで上映される予定の『アイヤーデッド4』や、四角形集団公司の人気映画『時間交差拳』の16年ぶりの新作発表などに期待が集まっているようだ。

2015年6月14日日曜日

#iwatter タグをきっかけにゲーハー教ソンニ派とニンテン派の対立が激化、国連が内戦に警鐘

今月14日、かねてより緊張状態に合ったゲーハー教ソンニ派とニンテン派の大規模な衝突が、トゥイッター市中心部で発生した。

きっかけはニンテン派の宗教的指導者イワッチ師による布告だった。
トゥイッター市での衝突が起こる前日、イワッチ師は信者らに対し「E3*1期間中は、#iwatterというハッシュタグを用いてニンテン派の教えを説く」と宣言し、ニンテン派にまつわる情報の発信をしていたのだが、発信された情報の中にイワッチ師をデフォルメしたキャラクターの画像が含まれていたため、これがゲーハー教で禁止されている偶像崇拝にあたるとしてソンニ派は反発。
ソンニ派の宗教的指導者ヨシピー師が信者たちを煽動し、#iwatterのハッシュタグが実質的に機能しない状況を作り出した。

その翌日、#iwatterのハッシュタグが機能不全になったことに激怒したニンテン派の信者が、路上でソンニ派信者に暴行を加える事件が発生。
この事件が報じられるとソンニ派は、ソンニ派信者を守るため、自警団を組織した。
これを受けてニンテン派も自警団を組織し、その翌日にはトゥイッター市内を巡回していた自警団同士で小競り合いが発生、付近の住民も巻き込んだ大規模な衝突に発展した。
トゥイッター市では現在治安維持のための組織が全く機能しておらず、衝突は収まる気配がない。

この状況に対し国連は強い懸念を発表。
事態が殺傷力の高い武器を用いた内戦に発展する前に、早期の和解をするようスンニ派、ニンテン派の双方に求めている。

*1 年に一度ゲーハー教の信者がその宗派を問わずアメリカのロサンゼルスに集まるゲーハー教最大の宗教行事

テイルズオブシリーズ最新作『テイルズオブレイシズム』の存在が明らかに

バンダイナムコゲームスが、人気RPGテイルズオブシリーズの最新作『テイルズオブレイシズム』を開発していることが明らかになった。

これはバンダイナムコゲームスの米法人に昨年3月まで勤めていた男性の証言から明らかになったもので、男性によると『テイルズオブレイシズム』は、近年流行しているゲームのオープンワールド化の流れに反し、多様性を受け入れない、閉鎖的なクローズドワールドを舞台にしているとのこと。
主人公が仲間に対し「米国人は事業の仕方が分からない」「日本は真珠湾をもう一度攻撃すべきだった」といった差別的な言葉を浴びせるなど、今までになかったタイプの作品になっているそうだ。
テイルズオブシリーズでは恒例の、作品ごとの固有のジャンル名は、今作では『八紘一宇で世界を照らすRPG』となっている。

発表はカリフォルニア地裁にて開催される関係者向けのイベントで行われるとのことなので、バンダイナムコゲームスからの正式な発表を楽しみに待ちたいところだ。

注:この記事は下記のニュースを元にした風刺記事であり、事実ではありません。
米バンダイを提訴 人種差別とベトナム系男性 - 産経ニュース